11月23日 チーム対抗の交流試合
昼下がりの市民体育館の前には、 バドミントンの鞄 を背負った子供たちが、いつもよりも多く集まっています。
本来であれば、野田市の関宿総合公園体育館にて「第30回千葉県小学生チーム戦」が開催され、県内で活動するバドミントンクラブが一堂に会し白熱した試合を繰り広げられている頃合いでしたが、
残念ながら新型コロナウィルスの影響により中止となってしまいました。
今年になり幾度となく中止を余儀なくされた公式戦ですが、2020年が間もなく終わりを告げる、今も変わることはありません。
たくさんの制限を受けている中でも、一心不乱にシャトルを追いかけている子供たちの練習風景を思い出すと、やる瀬ない気持ちが募ります。
そこで、少しでも子供たちの活躍の場を作りたいとの思いから、密を減らし、徹底した感染防止の取り組みの中で、千葉県の4チームが市民体育館に集まり、チーム対抗の交流試合を催す運びとなりました。
随分と規模は小さくなりましたが、集まる子供たちの瞳は寸分も陰ることがなく、これから始まる試合を存分に楽しもうかと輝きに満ちているようにも思えます。
軽くウォーミングアップ、基礎打ちを経て、試合の開始です。
子供たちの一年前の姿…
半年前の姿…
振り返ると、いつの間にか、出来ない事が出来るようなり、難しい技術も難なくこなしていく姿には驚かされます(大人ではこうは行きません…)。
しかしながら周りの子供たちは、それを優る勢いでぐんと成長しており、まだまだ背中には触れることが出来きませんでした。
改めてスポーツ競技の難しさを痛感いたします。
結果はA・Bクラスでは苦戦することも多く、残念ながら芳しい結果には至りませんでした。
経験が浅いCクラスでは奮起の上、勝利を多く収め、また接戦を制した勝利も多くありました。これはとても良い経験が出来たと感じています。
力が及ばずにゲームを終えた子供たちは、この悔しい気持ちをバネに。
そして、満身の力で見事に勝利を収めた子供たちは、より強くなる気持ちを忘れずに。
共に、これからの練習に全力で励むことを願います。
閉会式が終わり体育館を後にすると、辺りはすっかり暗くなっています。
従来する車のライトに照らされる子供たちの後ろ姿は、バドミントン鞄と一緒に今日の哀歓も背負っているように見えてきます。
★☆★子供たちの試合風景☆★☆
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