1月10日 新春マラソン大会


「冬休み」まで少し時間を戻します…



冬の 日の出 を迎えた頃合の6時45分。
毎朝のように公園から一斉に走り出し、静かな住宅街を白い息をたてながら走り続ける子供たち。


長い休み期間に入ると、有志のコーチや親御さんたちが中心となり基礎体力や体幹を鍛える「早朝トレーニング」を行っています。
この冬休みには、1周3kmと4kmのコースを低学年と高学年に別れてジョギングを行いました。

親御さんが多忙な時間帯でもあり、全員の参加は難しいながらも可能な日には送迎をしてもらい参加しています。


そして、参加した子供たちには出席カードにスタンプを押してもらえます。ラジオ体操のようだと人気です。
皆勤賞の2名をはじめ全員頑張りました!

さて、この冬に行ったジョギングには、もう一つの大きな目的があります。


1月10日に『新春マラソン大会』と題し、八千代市内を流れる「新川」沿いの遊歩道を
高学年の子供たちは、10kmのコース、低学年の子供たちは、6kmのコースを走るマラソン大会を企画しており、その事前トレーニングでもありました。

長い距離を走ったことがない子供たちが最後まで走り切れるのか…


心配は絶えませんが、日頃から活力ある練習風景を思い出し、子供たちの力を信じる事として当日を迎えることにします。


1月10日。

先日に降り積もった雪が日陰に残る中、集合場所の駐車場からは子供たちの陽気な声が聞こえてきます。

「誰に勝ちたい!」「一番になる!」子供らしい声が溢れていますが、そのたびに「競争ではありません。全員で完走する事が目標です」と伝えている親御さんの姿が映ります。


ゴール後の疲れた顔になる前に元気な笑顔でハイチーズ!

そして、スタート時間になり「よーい、ドン!」の音とともに、スタートを切った 小学生ランナー は、初めて体験する 長距離ランニング に挑みます。


第一中継ポイントでは、まだまだ余裕ある走りで通過をしていき、

この先の6kmコースの折り返し地点で、それぞれのコースに別れ走り続けます。


子供たちと一緒に行っているバドミントンスポーツは、シャトルを追いかける"瞬発力"も大切ですが、それを継続させながらラリーを続ける"持久力"も変わらずに必要な力です。

今回のマラソン大会では、この持久力を培うために重要な「諦めない心」を育む企画でもあります。
そのため、すべてのコーチ、すべての親御さんの願いは、『全員が無事に完走する事!』 それだけです。

ゴールを待ちわびていると、ついに6kmコースの低学年の子供たちが見えてきます!


ひたむきに走る小さい身体。思わず大きな声援を送り届けたくなるようですが、

当の子供たちは、物足りなさすら感じる走りぷりで全員が見事に完走です!頑張りました!


すると間もなく、10kmコースの子供たちが順次にゴールまで近づいてきます!


早い子供たちは、1kmを5分30秒台のペースで走り切り、僅差で続々とゴールを迎えていきます。10kmに挑戦した小1の子供も含めて6分台のペースで全員ゴールです!

本当にお見事です!

全員の撮影が出来ませんでしたがゴールシーンです。
6km & 10km 全員完走!頑張りました!



子供たちが、何気なくこなしているバドミントンの練習は、決して楽な運動量ではありません。

初めて一緒に練習をする子供には、同じ練習メニューでは難しいこともありますが、
続けることで、徐々に出来る量が増えていき、出来る速度が上がっていき、気がつくと当たり前のようにこなしてしまいます。


子供の漲る(みなぎる)力にはいつも脅かされます。

そして、最初はシャトルに当てることすら苦労していた子供も、前後左右に動きながらも、シャトルを気持ちよく打ち返せるようになります。

こうして、バドミントンの魅力を感じ取った子供たちは、日々の練習を繰り返しながら、少しずつ力を蓄えていき、自然と強靭な体力を身にまといます。


決して1日では達することは出来ない、日々の努力の積み重ねが、本日の長距離ランニングの結果となったと確信しています。


大きく、大きく成長し続けていく子供たちは、見守る大人たちに常に感動を与えてくれているようです。マラソンお疲れ様でした!


完走を成し遂げた子供たちと一緒にはいチーズ!
スタート前と変わらない元気いっぱいの笑顔です!


コーチ皆様・親御さん皆様のご協力があり無事にマラソン大会を開催することができました。本当にありがとうございました。


追伸
このマラソン大会を終えた後に、千葉県も蔓延防止等重点措置の実施対象区であることが公示されました。
私たちも、ひき続き最大限の注意を払い感染防止に努めて参ります。

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