3月19日20日＜やちよスマッシュ＞「県大会 "学年別大会"」
桜の枝には小さな蕾（つぼみ）が点々と芽生えはじめ、眼孔からも暖かな季節が近づいていることが伝わります。
あと少しで 桜色 の季節です。
一年間の区切りとして子供たちの成長を最も感じる季節でもあり、その中でも卒業を控えた子供を持つ親御さんは６年間の成長が走馬燈のように溢れ出てくるのではないでしょうか。
成長。 この上ない喜びの言葉です。
バドミントンでも一年間の成長をはかるべく「千葉県小学生バドミントン"学年別大会"」が開催されます。
この大会は一年間の締め括りと共に、新年度の強化選手の選定となる重要な試合の一つでもあるため、多くのクラブチームはこの大会に標準を定めて挑んでくるようです。
私たち「やちよスマッシュ」も成長を確認し、新たなるスタートラインへの挑戦として18名が参戦いたします。
大会より数ヶ月前に、子供たちは一人ずつこの大会の目標と、その目標を達成するために必要なことを発表しています。
それぞれの言葉に込められた思いを日々の練習で補いながら、大会当日を迎えることになります。
ついに試合当日を迎えました。
開会式を終え、いよいよ試合が始まります。
試合が近づくと館内アナウンスで呼ばれ控え席まで向かう子供たちを眺めながら、
3年前に、県大会へ出場のため「やちよスマッシュ」を設立した事を思い出します。
当初は参戦するも、ほとんどの子供たちが一回戦で 大敗… 次もまた大敗…
勝利とはほど遠い存在でした。
それから子供たちは多くの練習を重ね、技術力はもちろん、精神力、体力、思考力、すべての力が大きく成長をしているように感じます。
練習は、面白みの少ない基礎練習を何度も繰り返すことが多くありますが、子供たちは汗をかきながら懸命に取り組んでいます。
上手になるために 「楽な練習」 がないことを ちゃんと知ってるようです。
一方では 「楽しい練習」 があることもわかっています。
繰り返すことで出来ないことが出来るようになり、ミスをする回数がぐんと減り、何より気持ちよくバトミントンが出来た時。
自然と笑顔がこぼれます。
頑張った末に得ることができた 成長は、掛け替えのない 宝物 として体の中に残るようです。
子供たちは、日々の努力で得た 宝物を武器に本日の試合に挑みます！
さて、コートでは白熱した試合が続いています。
僅差の接戦になっても前向きに攻め続け、逆転されても必死にシャトルを拾い上げ、追い付き、そして逆転し…
今まで積み上げてきた 宝箱を使いながら 諦めずに戦う姿には、見ている大人たちに感銘を与えてくれます。
全力を出し切り２日間の大会を終えました。
優勝：１人
３位：１人
ベスト８：１人
そして、二回戦に駒を進めた子供は １０人
日々の頑張りが確実に実を結び、大きな成長を遂げることができました。
また、残念ながら初戦で負けてしまった子供たちも間違いなく成長しています、次回は勝利の笑顔になれることを確信しています！
皆さんお疲れ様でした。
ここに集まる親御さんは、学生時代からバドミントンの 喜びも、厳しさも 経験された方もいらっしゃいますが、
多くは子供と一緒にバドミントンを始め「楽しいことも」「難しいことも」 子供に共鳴している親御さんです。
食卓を囲みながらバドミントンの楽しさ難しさの話しで盛り上がりながら子供を応援し、成長を後押しする親御さん（自身の上達も願い？！）。
そして、バドミントンが上手になるために 大切な力を授けてくれるコーチ陣。
常に一緒になり取り組んできた結果だと感じています。
これからも、子供と親御さんとコーチが手を取り三人四脚で進み、笑顔と共に一歩ずつ成長し続けるクラブチームであるように努めたいと思います。
４月。 いよいよ 桜色 に染まった新年度の幕が開かれます。
追伸
私たちのクラブより千葉県強化選手として４名が選ばれました。
大好きなバトミントン。
チームのお手本となり 笑顔を振り撒いて ください。
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